彼氏は非ジャニオタ

出戻り大学院生の忘備録。彼氏は女児向けアイドルアニメオタです。V6とKinKi KidsとKAT-TUNとポルノグラフィティ。

かれこれ、15年戦士です。

 私は自室に『"HAPPY" Coming Century,20th Century Forever』というV6の5枚目のアルバムの販促ポスターを貼っている。この前ふとHAPPYの発売日と来月発売する13thアルバム『The ONES』の発売日と同じことに気付いた。2000年8月9日と2017年8月9日。いきなり感傷が頭上から落ちてきたので、ここで忘備録として、私がV6に再び落ちるまでの軌跡をまとめておきたいと思う。じゃないと私は多分忘れる。

 

まずV6に嵌った経緯について。

これは完全に母親の影響。母親が木更津キャッツアイ岡田准一に嵌ってしまったことが全ての原因だ。ゴロゴロと転がり落ちた母親の行動は早かった。残念ながら2002年夏のLIV6には参戦できなかったものの、いつも嵌る前から大体見ていたけど、学校へ行こうは毎週録画になり、VVV6も見るようになった。私も単純にドラマとして木更津キャッツアイは今でも傑作だと思ってる。私達家族は今でもクドカン大好きファミリーだ。

私がV6を本当に大好きになったのは母親がV6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2003を買って来たことが本質的なきっかけだと思う。私は未だに2017年現在でも2003年コンが至高だと思っている。特にMIX JUICE、LOVE SONG、reprise...のメドレーと最後の羽根が大好きだ。あ、最初の自由であるために、IN THE WINDの流れも綺麗だ。ていうかVとVVプロは全てが最高だと思っている。多分このDVDは盛らなくても100回ぐらい見ている。このDVDを見て、私はV6が好きなんだと自分で認識した。

   

コンサートについて。

そもそも、私が生まれて初めて行ったコンサートは2004年のV6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2004 TOKYO DREAMであったと思う。多分この時生まれて初めて原宿駅に降り立った。東京生まれなのに小5まで原宿に行ったことが無かった。しかし残念なことにこのコンサートの記憶は一切ない。

そして記憶が断片的に存在するコンサートは次の年のV6 10th Anniversary Tour music mindの代々木である。オープニングの歴代のコンサートのロゴが出てくるところ、そしてボーイスカウトさながらの動き、長野ソロMAGMAのよくわからないバック2人などなど。何よりも母親が10周年記念と言うことで、死斑のカレンダーの裏面に習字で「V6おめでとう」と書かれた謎の紙を作り、その持ち手要員として私と弟が召喚されたのをとても覚えている。今考えると、あの横断幕のようなものはコンサート規約的にオッケーだったのか甚だ疑問だ。

V6 SUMMER LIVE 2006 グッデイ!!、これはDVD化されていないので、行ったはずなのに脳の底で眠っているはずの記憶の断片さえ思い出すことが出来ない。しかし今ネットでセトリを調べてほんのちょっと思い出した。岡田が弾き語りしていたのは覚えている。

次のこれが私が今のところ最後に行ったV6のコンサートである。V6 LIVE TOUR 2007 Voyager -僕と僕らのあしたへ-。これは意外と記憶があって、グッデイ歌い分けや、愛しのナポリタン、そして母が大好きな曲である「特別な夜は平凡な夜の次に来る」が最後に歌われるという珍しい感じ。そりゃ中2だから記憶は一番あるわな。

それ以来、母親はV6 LIVE TOUR 2008 VIBESに行っていたが、私は誘われた時「今年はV6別にいいや」と返した。

その後母親はV6を離れ、今はヨガと登山に夢中である。

私は、中学に入ってからはポルノグラフィティの割とガチなファンと化していた2008年のロイヤルストレートフラッシュ、2010年の∠TARGETというツアーはそれぞれ6回ずつぐらい行ったと思われる(過去の半券から推測されるに)。同時に邦ロック界隈に嵌り、聞く音楽はUVERworldASIAN KUNG-FU GENERATIONフジファブリック、藍坊主、といったバンドに変わって行った。邦ロックが好きという友人がよく「ジャニーズなんて」と言うこともあったが、私には前犯があるため、「いや、ジャニーズだってすごいんだよ」という擁護に回っていた。中学生は金も無いので、友人に嵐のきっと大丈夫の通常盤を買ってくれないか、と言われれば快く買ってあげて初回プレスにつくプチファイルをあげたりしていた。

 

さて、こんなポルノグラフィティにうつつを抜かしていた私に突然ジャニーズの横槍が入る。中1の時同じクラスだった女の子が「藤森ちゃ~ん、これ見て~」とKinKi KidsのTimeのMVを差し出してきたのだ。高3ぐらいの話だったと思う。そこから私は4,5年離れていたジャニーズに舞い戻ることとなったのだ。

当初はKinKiファンとしてジャニーズ界隈に戻ってきたものの、私が本当にV6に戻ってきたのは、FNSでWait for Youを見た時である。うちの人がEDM好きだったので、大学に入ってからEDMをよく聞くようになっていたというのもあったが、なによりも「健ちゃんの踊りがめちゃくちゃ上手くなってる!!!!!」と驚いたのだ。いやもう雷に打たれたような衝撃だった。私の知っている三宅は振りがとにかくでかい。影絵にしても三宅のダンスはすぐわかる、ぐらいのことしか思っていなかった。しかし2015年、三宅はだけでなくV6は進化していた。単純な振りなのに体を大きく見せたり、すごく意思が伝わってくるダンスで、正直KinKiにはないものだった。何回も三宅さんの話をしてしまうが、あの人、私がファンを離れていた数年間でダンス中の表情に磨きをかけまくっていた。今でも振りは他の4人(井ノ原は手足が長すぎてもてあましダンス)に比べて大きいが、その振りの大きさをあの人は完全に武器にしていた。

 

さて、2017年8月から始まるThe ONESコン、私は6公演行くことに今のところなっている。Voyagerコン以来なのだが、ファンの感じについていけるかどうか、少し不安なところもある(今現在もいるKinKi界隈はグッズにうちわが売られていないことが多く、うちわを持って応援という文化があまりない)。しかし、日々解禁されるアルバムの情報に一喜しまくっている毎日を送っている。私の初日は大阪城ホールなので、早くその日が来ないかと出戻りババアは心待ちにしているのである。